【NIB】第13回月例会開催レポート

2022年8月6日

2022年8月5日（金）に長野イノベーションベースの第13回月例会を開催しました。

手指消毒や座席同士の距離を空けるなど感染症対策を実施したうえで、「軽井沢プリンスザワーケーションコア（軽井沢プリンスショッピングプラザ内）」で開かれた今回は、現地とオンラインで計約40名の方にご参加いただき開催しました。

今回は、株式会社ブイキューブ　代表取締役会長グループCEO 間下　直晃（ました　なおあき）氏氏に「学生起業から、東証プライム上場、グローバル展開への道筋」と題し、講演いただきました。

Evenな社会の実現をミッションに掲げ、大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育／医療格差など、ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指している株式会社ブイキューブ　代表取締役会長グループCEO 間下直晃氏。

慶應義塾大学に在学中の1998年に有限会社ブイキューブインターネットを起業。アルバイトの延長でインターネット関連のビジネスを始め、そのままの流れで、学生時代の仲間と起業した間下社長。

2003年には海外へ進出し、アメリカにも拠点を持ち、その時社員とのコミュニケーションを円滑にするために、社内向けにWEB会議システムを開発。当時は高額なTV会議システムか質の悪いWebツールくらいしかなく、「これはマーケットがありそうだ」と確信から販売をスタート。今はZOOMなど利用が当たり前ですが、その20年近く前から、WEB会議システムに着目してスタートした間下社長の先見の明には驚きです。

アメリカだけでなく、マレーシアなど東南アジア、中国などに進出し、海外展開。シンガポールを拠点にWEB会議を通じて、対応している話。トップ自らが現地へ乗り込んでガッツリと真正面から取り組まないと成功しない話。アジアでビジネスをしてみて、日本の感覚で仕事をしていては仕事にならない話。グローバルに事業を展開している間下社長のお話は長野というローカルでビジネスを展開している私達にはとても刺激的でした。

間下社長のお話は、これから企業を目指す学生や社会人、経営者の参加者にとって多くの学びや気づきを得られる貴重な時間になったことと思います。

今月の月例会では、講師による登壇だけでなく、長野イノベーションベースの会員による事業ピッチを行いました。８月の事業ピッチは佐久市のシナノの柳澤光宏社長でした。